日本インフラ空間情報技術協会

協会について
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理事長挨拶

平成から令和へ時代は移りました。インフラメンテナンスも新しい時代を迎えます。
高度経済成長期に建設された施設が大量に老朽化する時期を迎える中、国は平成25年を「インフラメンテナンス元年」と位置づけました。そして、省庁横断で官民が連携するインフラメンテナンス国民会議を立ち上げるなど、インフラの維持管理に対する機運が高まっています。
 
一方、インフラメンテナンスにかかる技術は日進月歩です。特に路面下空洞探査など電磁波を用いた非破壊検査技術は急速な進歩を遂げています。ただ、様々な技術が乱立し、道路管理者は、どの技術を採用すべきか適切な判断に苦慮しています。
また、災害が発生した場合には、インフラの迅速な復旧が求められます。そのため、路面下空洞探査などの業務は専門性が高い限られた企業だけが担うのが必ずしも得策ではありません。地域をよく知るホームドクターとも言える地場の建設コンサルタントや地質業者が道路管理者と一体となって業務を遂行することが、より効果的だと存じます。
 
こうした状況のもと、今後さらに需要が増大すると思われる当該技術について、広く担い手を育成しつつ、より信頼性が高く、効率性も向上するよう技術開発と技術普及に取り組む必要があります。そこで、各種の講習会の実施、資格制度の創設、新技術開発や産学連携など、一社ではできない様々な取り組みを進めてまいりたいと存じます。
このため、技術と志のある社の力をまとめる本協会を設立して様々な取り組みを進めることと致しました。インフラに関連する各界の皆様のご理解とご協力を賜りつつ、我が国のインフラ管理のため、本会の取り組みが発展するよう会員とともに尽力してまいります。

令和元年6月吉日

日本インフラ空間情報技術協会 理事長 矢田部龍一

日本インフラ空間情報技術協会
理事長 矢田部 龍一

目的

地下と地上の空間データー元化技術(以下、「当該技術」という。)の活用や、当該技術の普及、技術の向上、技術情報の交換を行うことにより、今後さらに需要が増大すると思われる当該技術について、広く担い手を育成しつつ、より信頼性が高く、効率性も向上するよう技術開発と技術普及に取り組み、もって社会と国民生活の向上に寄与することを目的とする。

事業内容

(1)当該技術に関連する技術講習会の開催
(2)当該技術に関する技術基準や資格制度の創設及び運用
(3)当該技術を補完する新技術及び機器の開発
(4)当該技術に関連する産学連携による調査研究
(5)当該技術に関連する国際会議、学会、シンポジウム、研究発表会等への参加・協力
(6)優良会員に対する表彰
(7)その他この法人の目的を達成するために必要な事業

概要・アクセス

名称
一般社団法人 日本インフラ空間情報技術協会
住所
東京都江東区亀戸1丁目5-7
理事長
矢田部 龍一
電話番号
03-3681-6969
E-mail
info@aisi-tech.jp
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